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こんにちは、あるいはこんばんは
たなっきーです。
この記事では、デジタルイラストを描くのに欠かせない「タブレット端末」についてお話させていただきます。
はじめに(筆者の使用歴の変遷から)
私は、2022年の4月下旬あたりから、デジタルイラストを始めました。
そのあとのタブレット端末の使用履歴は以下の通りです。
2022年4月:・クリエイター向けノートPC購入
・CLIP STUDIO PAINT
CLIP STUDIO PAINT PRO加入及びWacom板タブ購入
2022年10月:・Wacom液タブをRentioでレンタル
2023年9月:・液タブをRentioの買い取りサービスを使ってそのまま購入
2026年1月:・iPad Air 13購入
というのが、私の使用履歴です。
まとめると、
板タブ:2022年4月~10月の約半年
液タブ:2022年10月~(現在)
iPad Air 13:2026年1月~(現在)
ということになります。
3つ使ってみた私の結論
板タブ、液タブ、iPadを使って、私の結論としてはこうです。↓
どこでもイラストを描きたくて初期費用に大金をかける余裕があるなら、iPad Airシリーズ、あるいは、主に家で描くならば液タブがおすすめです。
ただし、板タブ・液タブを導入する場合は、ノートPCのメモリ(RAM)16GB以上、ストレージ(SSD)512GB以上は必須となる。
また、板タブは描き慣れるのに時間がかかる。
のが、結論です。
それでは、これからそれぞれのメリット・デメリットを順に解説していきます。
板タブ(ペンタブレット)
特徴
板タブ(ペンタブレット)は、本体に画面がなく、手元のタブレットでペンを動かすと、PCモニター上のカーソルが連動して動く仕組みになっています。
紙や液タブ画面に直接描くのではなく、あくまで別の画面見ながら描くため、最初は少し慣れが必要です。
板タブの特徴は、マウスのように動かした距離だけカーソルが移動する「相対座標」ではなく、タブレット上の位置と画面上の位置が1対1で対応する「絶対座標」という仕組みとなっています。
現在でも板タブを愛用しているプロのイラストレーターは多く、操作に慣れれば非常にスピーディーに描けます。
メリット
価格が安い
板タブは比較的リーズナブルな製品が多く、エントリーモデルなら1万5千円前後から購入できます。
そのため、できるだけ初期費用を抑えてデジタルイラストを始めたい方にとって安く収まるでしょう。

私も最初の頃はお金がなくて、PCは親が購入してくれるとして、
どうにか捻出してお絵描きしたいと思って、Wacomのペンタブの一番安いやつを購入して半年間描いていました。
姿勢が悪くなりづらく、首や肩への負担が少ない
板タブは手元ではなくPCモニターを見ながら作業するため、視線を正面に向けやすく、姿勢を維持しやすいです。
また、描いている手で画面が隠れないため、全体の構図を確認しながら細かな描き込みを進めやすい点も魅力です。

私自身も最初の半年ほど板タブを使っていましたが、画面全体を見ながら描ける点は最後まで便利だと感じました。
一方で、モニターを見ながら手元を動かす感覚には慣れるまで少し時間がかかりました。
耐久性が高い上に軽量でコンパクト
液晶を搭載していないため、液タブと比べて故障のリスクが比較的低いとされています。
また、本体は軽量でコンパクトなので、ノートPCと一緒に持ち運びやすい点もメリットです。

確かに入門用の板タブは軽い上に、一度うっかり落としてしまったことはあるのですが、ほとんど欠けたりすることなく、丈夫だなと思いました。
PCモニターを広く使える
大きなPCモニターと組み合わせれば、広い作業領域を確保できます。
例えば、片方の画面に資料や参考画像を表示し、もう片方でイラスト制作を行うといった使い方も可能です。

私自身はマルチモニター環境で制作した経験はありませんが、プロの制作環境ではこのような使い方をしている例も多く紹介されています。
描き心地を調整しやすい
後述のように板タブは紙とは異なる描き心地のため、最初は違和感を覚える人もいると思います。
ですが、トレーシングペーパーなどの専用シートを表面に貼り重ねることで、ペン先の摩擦を調整し、自分好みの描き心地にカスタマイズができます。

私が初心者の時に、紙で描いていたよりも違和感がありまくりだったので、ペンタブにコピー用紙を両面テープで貼って、半年間ずっとそのスタイルで描いていました。
デメリット
慣れるまで難しく初心者は違和感を覚えやすい
先述のように、紙や液晶画面に直接描くわけではないので、手元を見ずに背筋をシャンとして画面を見ながら描く必要があるので、身体的にも直感的な描画感覚を慣らすのに相当な練習が必要になってきます。
また、専用ペンでカーソルを動かしながら、線を引いたり色を塗ったりするのに、若干のタイムラグなどの違和感を覚えることがあります。
そのため初めて触れた人は紙に描く感覚とは異なり、うまく描けないといったもどかしさを感じることがあるでしょう。

実際私も、紙の感触と板のタブレットの感触が全然違いすぎて、しかもおまけに初心者あるあるだと思いますが、描いているタイミングと実際の画面に主に線画の時などに反映される応答が、なんかタイムラグある感じで違和感を覚えました。
わずか2週間で自分にはデジタル向いてないのかなと挫折しそうになって、しばらく落ち込んだ記憶を未だに鮮明に覚えています。
でも、それは単に慣れの問題なので、あくまでなれるまでに時間は要するということは念入りにお伝えいたします。
PCが必須となる(むしろPCの初期費用の方が高くつく)
板タブはあくまでPCモニターにつないで初めてその効果を発揮できるものなので、当然モニターとなるPCは絶対に必要です。
色再現性が高いディスプレイを搭載したPCでなければ、作品の精密な描画などの仕上がりに影響が出ることは間違いありません。
板タブの費用は抑えられても、仮にクリエイター向けのPCを購入するとなると、この物価高の影響を加味して、費用は20万円~30万円になることは覚悟するべきでしょう。

私がお絵かき用に今後長く使うことを想定して板タブとともに2022年4月に初めて購入したPCはマウスコンピューターの「DAIV」というクリエイター向けPCでした。
2022年当時は半導体の物価高はなかった時代だったので、およそ諸々のオプション付けても確か20数万ほどでした。(2026年現在は標準でも30万・・・高い・・・)
2代目のレノボでも性能とコスパのいいPCでも補償などのオプション込みで20万でした・・・
なので、ここで言いたいのは、あくまでタブレットの価格を抑えるに効果あるだけということをお忘れなく。
液タブ(液晶タブレット)
特徴
液タブは板タブと異なり、専用のペンで直接、液晶画面に当てて書く(描く)ことでリアルタイムに線や文字が反映できる仕組みが特徴です。
そのため、板タブよりも紙で描くのに近い自然な感覚でイラスト作業できるのも利点です。
手元でメニューを確認しながら描くことができるので、板タブよりもスムーズに作業ができるのが便利なところです。
メリット
画面に直接描くため紙に描く感覚に最も近い
先述のように、液晶画面に直接線画を描けるので、直感的に操作できるのが大きな利点です。
アナログで描いていた人も、液タブで容易にデジタル作業に移行しやすく上達が早いのも長所ともいえるでしょう。

先のように、最初は半年ほど板タブだったのですが、液タブに移行してから、作業がスムーズに効率的に完成までのスピードが上がったことを実感しました。
初心者でも始めやすい
板タブは慣れるのに時間がかかるのに対し、液タブは何度も申し上げるように、紙に書く感覚に比較的近いです。
そのため、デジタルイラスト初心者でもなじみやすく上達が早いといった特徴があります。
しかも、先と同じように、わざわざPC画面を凝視しながら描くわけでもないので、手元も注視しながら同じ姿勢で描くこともないので、板タブと比較して疲れにくいという特徴があります。
細かい描き込みがしやすい
板タブは慣れるのに時間がかかる上、画面を同じ姿勢で少し話した状態で凝視する必要があります。
それに比べて、液タブは画面との距離が近く細かい描写の精度が高いので、細かい描写が描きやすいです。
板タブと液タブでは画面との距離が異なり、液タブの方が近いので、細かい部分が比較的確認しやすいのです。
初心者でも、細かい描写を描くのが上達しやすい習慣や癖をつけやすい点では液タブの方がおすすめでしょう。
デメリット
価格が高い
板タブ(入門用)と比べると、液タブは安いやつでもとにかく高いです。
例えば、板タブの15000円程度のと比べるとWacom Oneは39800円ほどになります。
初期費用が板タブよりも高くなるので、もしも買うのを躊躇している場合は、後述のサブスク型の家電レンタルサービスを利用するといいでしょう。

筆者も液タブを一括で購入できなかったときに「Rentio」というレンタルサービスを利用して液タブを使用していました。
PCに接続して使用する機種が多い上、設置スペースを取る
液タブはPC画面の映像データを1本のケーブルでタブレットに送って同期させるためのHDMIという規格の配線及びType-AのUSB端子が必要となります。
しかも、液タブ単体ではお絵描きはできず、先の板タブ同様にある程度スペックの高いPCが必要となってきます。
有体に言うと、私もお絵描きするときに液タブの端子や配線が机を占領して邪魔だなと思うことがありました。
加えて、液タブ本体に加えてパソコンやキーボードなども必要になるため、机の上は比較的広いスペースを確保する必要があります。
でもまあ、無線じゃないし作業するうえでは、机はある程度広くないと仕方ない部分はあります。
長時間使用すると首や肩が疲れやすい場合がある
板タブと異なり、液晶画面を見下ろす姿勢になりやすいため、人によっては長時間の作業で首や肩に負担を感じることがあります。
姿勢が悪くなりやすいのは、実は液タブの方かもしれません。
スタンドで角度を調整する必要が出てくるのが液タブの特徴です。
持ち運びにはあまり向かない
液タブはサイズや重量、それにUSBやHDMIの端子や配線、電源が伴うので、結果的にかさ張るので、外出先へ気軽に持ち込むにはあまり適していません。
液タブはあくまで自宅や作業部屋など、ほぼ決まった固定したところでじっくり制作するのに向いているデバイスといえるでしょう。
もし、持ち運んで色々なところで描きたいのなら、後述のタブレット特にiPadとapple pencilが最適です。
iPadとApple Pencil
特徴
iPadは、Appleが販売しているタブレット端末で、本体だけでイラスト制作ができるのが最大の特徴です。
Apple Pencilを専用ペンとし、筆圧の強弱を細かく感知し、先述の2つのタブレットよりも、線の太さや濃淡をリアルに再現し、画面へ直接描き込めるため、実際の紙に近い感覚でイラストを制作できるので、デジタルイラストを描く人達にとても人気のあるデバイスと言えるでしょう。
液タブのようにパソコンへ接続する必要がなく、起動も速いため、自宅だけでなくカフェや外出先など、場所を選ばず気軽にイラストを描ける点も魅力です。
メリット
軽量で持ち運びしやすくどこでも気軽にイラストを描ける
このタブレットが上記2つに負けない魅力は、PCに接続しなくても単体で直接イラスト制作ができるところが利点です。
しかも、iPadはノートPCや液タブよりも軽く、バッグに入れて持ち運びやすいサイズです。
先のように、自宅だけでなくカフェや外出先、場合によっては電車などの公共交通機関などのスキマ時間を有効活用して、場所を選ばず気軽に描けます。
私も、もし将来的にイラストをフリーランスで送れるようになったら、喫茶店やネットカフェの個室、サテライトオフィスなどで短期集中しながら送りたいなと計画して、私の場合はiPad Air 13を購入しました。
私は時々自分の部屋だけでなく、晩御飯を作る日のスキマ時間にリビングなどでも持って行って描いたりしています。
起動が速くすぐ描き始められる
PCだとOSを起動するのに時間がかかり、しかもアプリを立ち上げ、机の上を片付けて板タブや液タブの設置準備するでも数分時間かかるのに対して、
iPadはすぐに立ち上がるので、たかが数分程度でも、立ち上がるのに待機するイライラを減らすこともいいところと言えるでしょう。
創作のやる気スイッチ度合いが違います。
遅延が少なく、描き心地が最もいい
Apple Pencilは線画などの描いた時の遅延が、液タブや板タブと比べてほとんど少なく、筆圧や傾き検知にも対応しているのが特徴です。
実際私も液タブから変えてから、今までどうしてiPadを購入して描かなかったのか正直悔しい気持ちになったほどです。
何より、PCにつないだりすることなく、画面に直接描けるため、紙に描く感覚に近く、3つの中で最も初心者でも直感的に操作しやすいのがこれだと断言できます。
デメリット
本体価格が高いのと周辺機器やアクセサリーの費用がかかる
Apple Pencilや本体保護用のアクセサリー等を含めると、それなりの初期費用がかかります。
スペックはストレージが512GBの軽量感があるAir13を購入し、周辺機器なども含めると約20万円になりました・・・
初心者として上達したいのなら且つ、気軽にどこでも練習したい方、描きやすさを追求したいなら慎重に検討してください。
PC版のクリスタと機能が異なる
CLIP STUDIO PAINTはiPad版もありますが、PC版と比べると一部機能が制限されていたり、操作方法が異なったりします。
例えば詳しいことはここでは端折りますが、曲線を引くツールでは、PC版では最初のところを決めて、次にタッチするところが最後尾でそれがカーブに反映されるのに対して、
iPadでは、はじめと末尾の点を決めて、その繋がれた曲線の中間地点でカーブの曲がり具合を調整するといった微妙にやり方が違っていて、PC勢からしたらやりにくい部分があったことは事実です。
PCとまったく同じ環境で制作したい人は注意が必要です。
ストレージ容量は後から増やせない
iPadは購入後に機種によってはメモリを増設できるPCもありますが、ストレージ容量を後から増設することができないことが弱点です。
イラストデータや資料を多く保存したい場合は、購入時に容量を慎重に選ぶ必要があります。
ただし、容量が多くなるほど、価格は付随して高価になることをお忘れなく。
ちなみに私は512GBで、およそオプション諸々込々で20万円ほどでした。
高価で購入できないときはどうすればいい?
タブレットおよびノートPCは一台買うだけでも数万円台するので、お絵描きするのに相当な投資金額がなければ始まりません。
しかも大きな額のタブレットを購入して、万が一選択に失敗したとなることもあるでしょう。
そこで私は、お試しで使用してみて自分にしっくりくるかを購入前に検討することができるように、一時的ではありますが、タブレットやPCのレンタルサービスを使用してはどうでしょうか?
購入前に使い心地を確認したい方は、レンタルサービスも選択肢の一つです。利用期間によっては購入より総額が高くなる場合があるため、料金や返却条件を確認しましょう。
取扱製品、最低利用期間、送料、補償制度などを確認し、候補となるサービスをピックアップしました。
慎重にじっくり検討してみてください。
※なお、お絵描きソフトのclip studio paint(クリスタ)のリンクも載せさせていただきました。
※以下には筆者が実際に利用していないサービスも含まれます。公式サイトのサービス内容や料金等を確認したうえで掲載しています。最新の条件は各公式サイトでご確認ください。
| サービス名とリンク | 運営会社 | 取扱製品 |
|---|---|---|
ペイントソフト CLIP STUDIO PAINT | 株式会社セルシス | CLIP STUDIO PAINT PRO 及び CLIP STUDIO PAINT EX |
| レンティオ株式会社(旧 株式会社カンパニー) | ノートPC iPad ペンタブ 液タブ |
|
![]() レンタール | 株式会社Muscle Holdings | iPad 液タブ ペンタブ |
| GYMGATE(ジムゲート) | 株式会社Muscle Holdings | PC 液タブ |
| 「モノカリ」 | 株式会社スペクトル | ノートPC |
中古パソコンはこちら【Qualit】 | 横河レンタ・リース株式会社 | 中古ノートPC |
| 【HAKUのパソコンレンタル】 | 株式会社HAKU | 中古ノートPC(レンタル) |
| 家電を手軽にレンタル!ゲオあれこれレンタル | 株式会社ゲオ | iPad ノートPC 液タブ ペンタブ |
| ナニワレンタル | 株式会社スペクトル | iPad ノートPC 液タブ |
まとめ
板タブ・液タブ・iPadには、それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットがあります。
- 上達に時間はかかるが、価格を抑えてデジタルイラストを始めたい方には板タブ
- 自宅で本格的に制作したい方には液タブ
- 場所を選ばずにイラストを描きたい方にはiPad(個人的にはこれがおすすめかなと)
がおすすめです。
私自身、実際に3種類すべてを使ってきましたが、一概に各々皆さんにとってこれが絶対に一番というものはなく、自分の制作スタイルや予算に合ったものを選ぶことが大切だと感じています。
もし購入に迷っている場合は、家電レンタルサービスなどを利用して実際に購入前のお試し利用してみるのも一つの方法です。実際に使ってみることで、自分に合う描き心地や作業環境を確認できるでしょう。
この記事が、これからデジタルイラストを始める方や、新しい制作環境への買い替えを検討している方の参考になれば幸いです。
それでは、楽しいデジタルお絵描きライフを!
たなっきーでした!
参考文献
ペンタブ(板タブ)・液タブの違いとは?メリット・デメリットや初心者向けの選び方を解説 – mouse LABO
液タブ・板タブ(ペンタブ)はどっちが良い?メリット・デメリットや選び方を解説|NEC LAVIE公式サイト


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