4年間ほとんど伸びなかった自分がフォロワー1000人を超えるまでに分かったこと

イラスト

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こんにちは、あるいはこんばんは

たなっきーです

4年間Xでイラスト投稿用に運用しているのに、しかもそれなりにいいねは来ているのに、全く1000人超えない・・・

しかも、後発で始めた何人にかに追い抜かれて、気が付けばまるでおいてけぼりのような感覚がする・・・

そんな自分はイラストの才能はないのではないか・・・

比較して悩みまくって、筆を折ろう(イラストに挫折して絵を描くのをやめること)としたことが何回もありました。

ですが、2022年にデジタルイラストを始めて、約4年の2026年の1月に伊地知虹夏ちゃんの水着イラスト(誕生日イラストではなく普通の投稿)で、約1700いいねを獲得してから、

投稿頻度にブランクがあっても、約3000いいね(誕生日イラスト)や約4000(再掲)、5000いいね(誕生日イラスト)を獲得することに成功しました。

前回の記事↓

なぜこれらのイラストが伸びて1000~5000いいねが来た共通点を分析してみた

こんにちは、あるいはこんばんは たなっきーです 「同じくらい時間をかけて描いたのに、なぜかこの絵だけ伸びた」 SNSでイラストを投稿していると、こう感じたことはありませんか? 実際に私も、普段は100〜700いいね程度だ […]

それに付随して、フォロワーも先の投稿それぞれで各50人くらい新規フォロワーが増えて、見事2月辺りにようやく首の皮が一枚つながったかの如く、1000人に到達することができました。

今回の記事では、今まで長い年月1000人達成できなかった理由や、自分がある間違ったやり方をしてしまったために遅れをとってしまった原因を考察していきます。

そしてこの記事で、Xでフォロワーやいいね獲得に苦悩している方々の少しでも一助になれば幸いです。

伸びなかった理由4選

結論から申し上げますと、私としては以下の4つの負の要素があったからこそ、伸び悩み続けた原因だと推察します。

  • ジャンルがバラバラだった
  • 投稿頻度が不定期だった
  • 自分がどの路線で行くのか不明確だった
  • 「自分が描きたいもの」を優先しすぎてしまった(過剰なプロダクトアウト)

それでは1つずつ順番に説明していきます。

ジャンルがバラバラだった

最初にお伝えしたいことは、投稿するイラストのジャンルがバラバラだったということです。

正確に申し上げますと、ここでいうジャンルというのは投稿する2次創作の作品の種類が不明確だったということです。

例えば、私がやっちまっていた失敗例として、ある時は「ぼっち・ざ・ろっく!」や「スローループ」などのきらら作品を描いていて、

またある時は「アイドルマスターシャイニーカラーズ」のキャラを描いていて、

さらにまたある時は「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のキャラを描いていたりしてとてんでバラバラなことしていたのです。

これではまるで、この人は何が好きなのか客観的に他のユーザーから見ても、分かりませんよね?

それは、もしラーメンなどの中華料理を出していたり、ピザやパスタなどのイタリア料理を出していたり、寿司などの日本料理を出していたりする飲食店があったらあなたはどう思うだろうか?

おそらく、「この店は何を主軸にした料理店?」って、なるのではないだろうか?

ゆえに、この店のシェフ(料理人)が魂を込めて作る自慢の一品となるメニューがわからないお店に通い詰めたいと思うに足る理由としては曖昧になるのではないか?

つまり、イラストで例えるなら、

「この店」にあたる『この人』の、

「魂を込めて作る自慢の一品となるメニュー」にあたる『推している作品』を、

「お店に通い詰めたいと思う」にあたる『フォローしたいないしは次の作品を見たい』

となる事由として曖昧になるということである。

こう敷衍(ふえん)しながら文章にして伝えている自分もそれに気づくまでに、皮肉にも3年半もそういった失敗に気づかずにおかしていました(笑えない)。

なので、フォロワーが増えないもしくはいいねが付きにくい理由は、おそらくこういったことで、見てもらう人にとって「分かりにくい人」になっていないかを振り返ってみるといいでしょう。

ちなみにフォロワーが増えたときは、

  • ぼっち・ざ・ろっく!
  • 日々は過ぎれど飯うまし(再掲連続投稿)

を中心としていました。

投稿頻度が不定期だった

それから、投稿頻度もバラバラだったことも伸びなかった要因だと思います。

多くの伸びている人を見てみると、すごい人で毎日投稿、少なくても週に2日投稿は必ずしている人がほとんどでした。

それに対して私は、言い訳になってしまうのですが、仕事が忙しくて体力がなくて仕事から帰ってきたら脳疲労や身体がだるくてネットサーフィンしたりして寝てしまうことが多くて、描くときは気分次第となり、

それ故に投稿頻度が不定期で、ユーザーからこの人の投稿するタイミングが読めないという悪い印象を与えてしまったことが要因だと考えています。

店で例えるなら、不定期で開店する、味が全国津々浦々から足を運びたくなるほど魅了する素晴らしい料理を提供する幻の飲食店ならともかく、

営業日も定休日も不定期なそこら辺のごく普通のお店でそのようなことをやっていたら固定客(常連)やリピーターが付かないのは自明の理でしょう。

実際、ひびめしを中心とした再掲イラストのほぼ毎日投稿を試験的に2026年の4月中旬から行ってみた結果、

喜多ちゃんとつつじちゃんのイラストでバズったことがきっかけになったこともあって、確かに少しずつではありますが、着実に増えてフォロワーが1300人になったことがあります。

なので、もし固定客並びに新規客を呼び込みたいなら、別にXなどにおいて毎日投稿をする必要性はないですが、

少なくとも週にコンスタント(定期的に)何日かもしくは何曜日に新規絵を投稿するのかを取り決めて、運用することを「強く」おすすめします!

自分がどの路線で行くのか不明確だった

これは先の「ジャンルがバラバラだった」ことと重なるところはあります。

先のは、作品の種類について言及していましたが、ここでは「どのような内容」のイラストを中心で行くのかが不明確だったということです。

例えば、ある時は「おっぱいの大きいお姉さん(お姉ちゃん)系」、

ある時は「スレンダーなかわいい妹系」、

またある時は「貧相で幼い雰囲気のキャラ」

みたいに女の子キャラにおいても、まるで体系や性格、立ち位置や年齢などがブレブレだと、先でも同じような説明したように、

『この人』の、『推している作品』を、『フォローしたいないしは次の作品を見たい』と思わせる理由として曖昧になるといったことになるのです。

つまり、この人の好みのタイプというか性癖が一貫していない、曖昧模糊で同じような好みを持つ人物からの共感が得られにくいということになりかねないのです・・・

実際私も上記のようなことをやってしまって、加えて先の2つのしくじりをしでかしていたために、ブレブレで「何者かわからない」といった印象を与えてしまったのではないかと反省しています。

早稲田大学・社会心理学者で名誉教授の加藤諦三の『いま就職をどう考えるか(PHP文庫)』という著書の中で、以下の言葉を引用させていただく。

戦争の時、作戦を立てないでやみくもに戦う将軍はいない。負ければ作戦を立てなおして 戦うのが将軍である。

あたりまえのこともしないでただむだな努力をしている人がいる。そしていよいよ自信を失う。ものごとはやみくもに骨を折ってもうまくいくものではない。

下手な鉄砲も数撃ちゃあたるとばかり、ただただ努力を重ねてもだめである。失敗の最初に立ち戻って検討しなおして出なおすことであろう。

魚を求めて岩山に登る人もいまい。音楽を聴きに野球場に行く人もいまい。

行く場所がまちがっているのである。自分を求めているところに行かないで、自分を必要としないところばかり回っているのであろう。

加藤諦三著、『いま就職をどう考えるか 精神的失業者にならないために』PHP文庫、1992年4月15日、第1版第1刷発行

加藤諦三氏の仰る通り、この考え方をイラストに応用して、ジャンルや路線がバラバラやブレブレでただ徒に闇雲に、あらゆる分野を描いて投稿していたら、

ただの器用貧乏になって、結果として八方美人と変わりない、「よくわからない」人認定されることは必至であろう。

もし、あなたがいろいろなキャラでバズを経験したいなら、まずは先の2つも実践しながら、とりあえずはまずどのような絵師として認知されたいかを明確にして、

もしそれである程度知名度が上がってきたら、今度は別のジャンルに手を出して、業績を拡大するのが望ましいだろう。

企業も最初から多角化しているわけではない。

それは、日本企業を代表するコングロマリット(多角化企業)で例えるなら、

  • ソニー:エレクトロニクス事業から始まり、業績拡大に伴い、音楽、映画、エンタテインメント・テクノロジー&サービス、イメージング&センシング・ソリューション、金融を展開
  • 楽天:インターネット事業を主軸に、ネット通販、金融、通信など多岐にわたる事業を展開

まずは一つの分野で強みを作り、そこから少しずつ事業を拡大しています。

なので、いきなりではなくコツコツと積み上げて経営する如く、イラストのジャンルを拡大するのが賢明だと思った次第である。

「自分が描きたいもの」を優先しすぎてしまった(過剰なプロダクトアウト)

最後に、自分の描きたいものを重視しすぎた結果、マーケットインを意識できていなかった点です。

ここで経営学や品質管理で習う「マーケットイン」と「プロダクトアウト」の違いを解説させていただきます。

  • マーケットイン(market in):顧客の声を聴き、顧客の要求や困りごとを突き止め、それらを解決する製品を市場に投入しようとする考え方のこと
  • プロダクトアウト(product out):製品を提供する企業側が良いと判断する製品を市場に投入しようとする考え方のこと

マーケットイン|グロービス経営大学院 創造と変革のMBA

プロダクトアウト|グロービス経営大学院 創造と変革のMBA より

イラストレーターのさいとうなおき氏は、マーケットインは「顧客第一主義」、プロダクトアウトは「作り手第一主義」と述べている。1

また、著書「うまく描くの禁止 ツラくないイラスト上達法(株式会社パイインターナショナル)」で、マーケット分野において特に印象的だったのが、以下の考え方です。

多くのクリエイターが勘違いしていること、それは人は面白い作品が見たいだけで、あなたの作品が見たいわけではないということです。厳しい言葉ですが、プロを目指す時にここを勘違いすると不幸なことになってしまいます。

そこで「マーケットイン(顧客第一主義)」という考え方です。

僕は、イラストはマーケットインの考え方中心で作るほうがいい、つまり「どんな絵を描いたら喜んでもらえるのか」というのを中心に据えて絵作りをした方が、プロとしては続けやすいと考えています。なぜなら、イラストは誰かのニーズを満たすという役割が明確にあるからです。イラスト市場はニーズがあって、はじめて成立するのです。

さいとうなおき著、『うまく描くの禁止 ツラくないイラスト上達法』株式会社パイインターナショナル、2021年3月28日、初版第2刷発行

と述べている。

つまり私は先にも述べたように、「自分の作品」を描くことに重点を置いた結果、XなどのSNS上で本当に求められている作品を意識して描いていなかったということを思い知らされたわけである。

でも、だからと言って、マーケットインを極端に意識しすぎて、ユーザーが喜ぶものばかりのものを描けばいいかというとそうではない。

そうなると、先のように軸がブレブレで一貫しないジャンルを描く絵描きになりかねない。

要はバランスなのだ。市場ばかりを追いすぎてもいけないし、逆に自分本位すぎてもいけない。

市場を意識したうえで、じゃあ、自分の描きたいものでどのように皆にウケそうなものと合致するのかを思考したうえで描くことが大切である。

その証拠に、漫画家に編集者が付くのも、作品が独りよがりになりすぎないよう、客観的に市場とのズレを見る役割があるからだろう。

私の場合はプロダクトアウトに寄りすぎていたのだ。

皆も、SNSを運用する以上、闇雲にやるのではなく、そういった考え方を念頭に置いて描いて見るといいだろう。

まとめ

この記事を読んで、中にはイラストって画力だけでなくほかの要素も含んでいて奥が深い、あるいはムズカしいと思った方もいるかもしれない。

そう、ある意味これは「営業活動」に近いのだ。

私自身、これらの考え方を意識し始めてから、少しずつではありますが、投稿の反応やフォロワー数にも変化が現れ始めました。

だけど、こういったことを聞いて、「イラストSNS運用って大変そうだな…」と感じた方もいるかもしれない。

ですが、そういった失敗や試行錯誤の過程を楽しみながら続けた人間が、時間や年月はかかっても、どこかの段階で「複利効果」で一気に伸びるときがある。

実際、こうした経験があるからこそ、こういった記事を発信できているのだから。

私自身、まだまだ発展途上ではありますが、これからも試行錯誤しながら、イラストと向き合っていこうと思います。

最後に、フードビジネスコンサルタントの永田雅乙さんの、彼の曽祖父から学んだ「帝王学」の学びを記した、とある著書から引用した文章を載せて締めさせていただく。

ちなみに永田氏の曽祖父は、映画会社「大映」を築き上げ、「永田ラッパ」と呼ばれた人物です。

「努力しないとダメだぞ」と、苦しみながら重ねた努力は結果が比例しません。なぜなら、そこに笑顔が無いから。帝王学の初歩を踏み外しています。

ですから、好きなことを突き詰めて取り組んだほうが、報われやすいのです。

永田雅乙著、『激動期を生き抜く これからの帝王学』、株式会社秀和システム、2022年11月20日、第1版第2刷発行

帝王とはフォロワーではなく、フォローが多い人

SNSが浸透した現在、共感というキーワードを、多くの人が意識するようになりました。SNS上では、多くの共感を集める人が、当然フォロワーも多くなりますよね。

ただ、いつの間にかそれが評価の基準になってしまい、違和感を覚えています。

帝王学では、人を笑顔にすることを第一に考えます。言い換えれば、人の役に立てるか否かが問われるのです。

その人の魅力や考え方に共感する人が多いから、フォロワーが増える。もちろん話はわかりますが、やはり私は共感される側よりも、共感する側のほうが人の役に立っているのではないか、と考えています。

永田雅乙著、『激動期を生き抜く これからの帝王学』、株式会社秀和システム、2022年11月20日、第1版第2刷発行

もし、今あなたがSNS(Xやpixiv等)でいいね数が伸びないと悩んでいる方がいたら、私のこの記事が少しでも参考なったら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

たなっきーでした!

参考文献

引用

加藤諦三著、『いま就職をどう考えるか 精神的失業者にならないために』PHP文庫、1992年4月15日、第1版第1刷発行

マーケットイン|グロービス経営大学院 創造と変革のMBA

プロダクトアウト|グロービス経営大学院 創造と変革のMBA 

さいとうなおき著、『うまく描くの禁止 ツラくないイラスト上達法』、株式会社パイインターナショナル、2021年3月28日、初版第2刷発行

永田雅乙著、『激動期を生き抜く これからの帝王学』、株式会社秀和システム、2022年11月20日、第1版第2刷発行

脚注

  1. さいとうなおき著、『うまく描くの禁止 ツラくないイラスト上達法』、株式会社パイインターナショナル、2021年3月28日、初版第2刷発行 ↩︎

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